1972-03-28 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第12号
しかも、このごろの新鋭大型機は、月のアポロで採用されましたいわゆる慣性航法装置あるいは自動着陸装置といったようなものも備えておりますし、新鋭機でありますと同時に、非常に安全性が向上された新鋭機である、こういうふうに私どもは考えております。したがいまして、やはりこういった需要の伸びに応じてどんどん増便をするということでは、やはり安全性の問題に大きく関連してくる。
しかも、このごろの新鋭大型機は、月のアポロで採用されましたいわゆる慣性航法装置あるいは自動着陸装置といったようなものも備えておりますし、新鋭機でありますと同時に、非常に安全性が向上された新鋭機である、こういうふうに私どもは考えております。したがいまして、やはりこういった需要の伸びに応じてどんどん増便をするということでは、やはり安全性の問題に大きく関連してくる。
そこで、もう一歩進んだ自動着陸装置といいますか、こういったものに対する研究はどのくらいまで進んでおるのですか。
「最近の一カ月以内に少なくとも一回以上のオート・カップルド・アプローチ」自動着陸装置というのですか、「オート・カップルド・アプローチを経験しなければならない。」一回以上というのですから、一回で、もうそれでいいのだという見解は成り立ちますね。事実私が聞いたところでは、一回でそれの資格といいますか、訓練を受けたというふうに考えられておるようなんです。そういうことが、常識的に考えていいのかどうか。
つまり自動着陸装置の「カテゴリー一実施のためには最近の一カ月以内に少なくとも一回以上」と書いておることが、あなたのおっしゃるようにとれますか、そういうふうに理解されますか。
それから施設その他につきましても自動着陸装置——ILSと申しますが、ILSあるいはビーコン、VOR、あるいはいろいろな航空灯火、これらの施設の整備に伴いまして定員的には本年度百六名の定員増をお認め願っております。
○説明員(高橋正春君) 前段の自動着陸装置の開発につきましては、本年の七月の二十日付で、航空技術審議会のほうから「ジェット輸送機の航空安全に関する技術的問題点及びその具体的対策いかん」という諮問に対します中間答申をいただいておりますが、その中に特に「運航のための施設機器等」というところで、特に研究を要する課題といたしまして、ただいま御指摘のありました自動着陸方式の研究という課題が入っております。
現在でも自動操縦装置を使っているわけでございますけれども、たとえば自動操縦装置あるいは自動安定装置、さらに進めますと自動着陸装置といったような、できるだけ機械の働きによりまして人間の仕事を助けてやるというようなことも必要であろうと思います。
これが、完全な自動着陸装置というようなものの開発というのが、経済的に見て可能なのかどうなのかという点、それから、民間機の気圧高度計——民間機は気圧筒度計というものを使っておるが、これを電波高度計にかえたらどうかというような意見が出ておるのであります。で、こういうような点についての、一体そういうことがすでに指摘されているのに、なぜ電波高度計というようなものが使われていないのか。